ちょっと気になっていた言葉があった。
以前、環境大臣が、福島第一原発事故の放射性廃棄物中間貯蔵施設の建設をめぐって「最後は金目でしょう。」と記者に語った。
「金目」とは一体何じゃ?
である。
「金目」とは、辞書的に言うと、「お金に換算して高い値になること。または、金銭に換算した価値・値段」である。
環境相の言った意味は「最後は(補償の)金額でしょ。」なのであろうが、これを「価値あるいは値段」で置き換え考えてみると、「最後は(補償の)値段でしょ。」が、一番近いような気がする。
この言葉、日本語としておかしくはないだろうか。
「値段」とは、物を売買する時の金額なのである。
「補償」とは「売買」するものなのか?
まあ、政治家は心を売買するのかも知れんがね。
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