羽田からのリムジンバスから撮った京浜工業地帯のあかりである。
走っているバスから写しているので、光は尾を引いている。
このバスの中で、私の後ろに座っていたカップルが面白いことを言っていた。
男「野球のバッテリーという語は、何故バッテリーと言うのか知ってる?」
女「ワカンナーイ」
男「バッテリーとはピッチャーとキャッチャーのことだよね。これはこの2つのポジションの考え方なんだ。つまり、ピッチャーというのは自信家が多く、いつもプラス思考をする。それに対してキャッチャーは用心深いことが肝心。つまりキャッチャーはいつもマイナス思考なんだ。車のバッテリーでわかるように、蓄電器であるバッテリーには必ずプラスとマイナスがあるだろう。これが理由さ。」
女「へー、そうなんだ。野球のバッテリーは蓄電池からきてるのね。」
おおーそうか。
私も思わず納得してしまった。
さて念のために家に帰ってから「バッテリー」の意味をインターネットで調べてみた。
するとどうだろう。
英語の「battery」はラテン語の「battuere」(打つ、叩く、攻撃する)が語源で、そこから転じて「打つこと、叩くこと、攻撃すること」の意、さらに弾を撃って攻撃する「大砲、砲兵」の意味となった。そしてそれが「球を投じるピッチャーのイメージ」が砲兵と重なり、ピッチャーのことをバッテリー、後ピッチャーとキャッチャーを合わせてバッテリーと言うようになった。
とあった。
「ウーン、これか。なんだかプラス・マイナス説の方が説得力があるなあ。」
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