写真はその駐車場から見た富士山である。
この時期の露天風呂は最高である。
頭は冷え冷え、身体はぽかぽかといった感じであろうか。
さて、何回か温泉に行っていると、時には理解しがたいこともあるものだ。
私がミストサウナ(ハーブの香りがしていて、なかなか気持ちの良いサウナである。)に入っていると、歳の頃なら七十代後半くらいのジイさんが入ってきた。
そのジイさん、入ってきたかと思うと、いきなり声を出して腕立て伏せを始めたのである。
たぶん十回以上はしていたと思う。
ミストサウナというのは、足首のちょっと上あたりまで、水がプールのように溜められている。
その水の上に這い蹲って腕立て伏せをしているのである。
「な、なんだこれは。それにしてもジイさん元気だ。私はこんなに腕立て伏せはできんぞ。」
と、同時に感心もしたのだが、感心している場合ではない。
「一体、何のためのパフォーマンスなんだ?」
その後、腕立て伏せが終わるとジイさんは、唖然とする私を後に、何事もなかったようにサウナを出て行ったのである。
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