N西の講習において、米澤泉「饒舌な化粧」という評論文の演習をした。
この文章は、現代の若者の化粧に対する意識を述べたものである。
現代では、化粧品を上手に読みこなし(使いこなし)、自分を思い通りに見せることができる人が賞賛されている。
そして化粧は欠点を隠すものではなく、自己を成形するものとしてとらえられている。
だから、人前で化粧をすることは、自己を成形する過程を見せることに過ぎず、平気なのである。
うーん、そうか。
化粧は身だしなみや欠点を隠すものだったはずなのに、これはもう過去のスタイルになってしまったのだ。
バスの中や電車の中の化粧などは、当たり前なのだね。
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