先日、武蔵小杉という駅でエスカレーター事故があった。
原因はエスカレーターが逆走したのだという。
ただ、逆走の原因となったのは、エレベーターでよく見られる片側をあける風習なのだそうだ。
エスカレーターというのは、元来おとなしく立ち止まって乗るように出来ている。
そのおとなしく立ち止まって乗ることが前提であるエレベーターに、一日何千人もの人が勢いよく歩きながら上って行くのだ。
これでは、壊れるのが当たり前なのかもしれない。
我々はいつの間にか、意味のよくわからない常識(急いでいる人のために、片側をあける。)にとらわれているのである。
考えてみれば、関東ではエスカレーターの右側をあけるのに、関西では左側をあけるなんていうのもよくわからない常識だ。
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