NHKの日曜特番「南海トラフで続く謎の振動」を見た。
「見え始めた予兆」の副題もついている。
要は、南海トラフを震源としたマグニチュード9クラスの巨大地震が確実に近づいているということである。
四国東部の地下深いところで、プレートの境界の岩盤がゆっくり動く「スロークエイク」なる振動が続いているのだそうだ。
今までこの振動は、大きな振動に至らぬように、小さな振動により力を解放していると解釈されていた。
しかし、2011年の東日本大震災の直前に、この振動が起こっていたことが、最近の研究でわかったという。
そして、現在。
どうも南海トラフにおいて、「スロークエイク」が観測されているらしい。
巨大地震が起これば、四国から伊豆半島、さらに三浦半島あたりまで津波が押し寄せ、最悪の場合には、(名古屋、大阪の大都市をかかえているだけに)32万人の死者が想定されるという。
1995年の阪神・淡路大震災での死者が6434人、2011年の東日本大震災が15883人とくらべると、いかに被害が甚大かがわかる。
そろそろ「真面目な覚悟」をしなければなるまい。
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