近所から見た富士山。
ちょいとだけ夕焼けである。
今日(九月十九日)は中秋の名月。
まさに、欠けたところのない満月が空に浮かんでいた。
中秋の夜に雲などで月が見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)と呼び、月が見えないながらも風情を賞するのが、かつての知識人であった。
兼好法師という「へそまがり」は、むしろそのほうが良い、とまで言っている。
「心であるはずの月を見てみろ」ということなのだ。
また、十五夜以前を「待宵(まつよい)」、以後を「十六夜(いざよい)」といって、名月の前後の月を愛でる習慣もあったそうだ。
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