時々、妙な写真が撮れることがある。
右の写真は、五年以上前の冬、北海道の小樽運河で撮った写真であるのだが、何かユーモラスな感じがする。
観光用の人力車の横で客待ちをしているオジサン。
冬なので長靴なのだ。
これが妙な原因であるような気がする。
普通、人力車といえば地下足袋かなんかなのだろうが、それが長靴。
もしかしたら、長靴の裏には滑り止めがついているかも知れないね。
右横の街頭が明治時代のガス灯風であり、後ろの倉庫、また奥に見えるホテルの上のドーム型の建築物も、古めかしい。
ということで、まわりの風景や人力車、車夫の服装などが明治のニオイなのに、長靴がすべてを否定しているのである。
これが妙な原因なのであろう。
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