東山観音堂。
以前からこのブログには何回か登場するのであるが、その建立のいきさつがどうもよく分からない。
インターネットで「御殿場東山観音堂」と検索するのだが、どうもこれが謎であった。
そして、今日もう一度試してみて、やっと手がかりのようなものが見つかった。
観音堂の近くには、東山湖という人工の湖がある。
東山は水に恵まれない土地で、作物を育てることが出来なかった。
そこで当時この辺りを治めていた小田原藩の藩主にお願いして、東山に溜池=東山湖をつくることとなった。(完成には五年の歳月を費やしたそうだ。)
この東山湖をつくる中心人物となったのが、江戸の商人、大坂屋長左衛門なる人物である。
長左衛門は、湖が完成したあとも江戸には帰らず、生涯をこの地で過ごし、土地の管理や開拓をしたという。
地元の人たちに慕われ、愛された長左衛門であるが、彼が亡くなったあと、その人柄を偲んで建てられたお寺が東山観音堂なのだと。
へえー、今日は勉強になったね。
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