壁の落書き風にデザインしたジャケットなのだが、極めてオシャレに仕上がっている。
シンプルではあるが、インパクトの非常に強い写真だ。
レッド・ガーランドというピアニストはマイルス・デービスのリズムセクションとして活躍していたのだが、その特徴は左手のブロックコード、そして右手のシングルトーン、ジャケット同様これも極めてシンプルなのである。
そのレッド・ガーランドがマイルスのリズムセクションそのままで演奏したのが「グルービー」だ。
「グルービー」とは、グルーブ(groove)の形容詞で、ある種の高揚感を指す言葉であるという。
具体的な定義は決まっておらず、語源は「レコード盤の針溝」を指す言葉で、波、うねり、の感じからジャズなどのブラックミュージックの演奏を表す言葉に転じたらしい。
私の勝手な感覚で言うならば、「いい感じのノリ」というところだろうか。
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