2014年4月22日火曜日

日本人はなぜ英語が苦手なのか?

「日本人はなぜ英語が苦手なのか。」というテーマのテレビ番組があった。
この番組では
①日本人のすべての英語力が、決して他国に劣っているわけではない。
②劣っているのは会話力のようだ。
ということを言っていたような気がする。

その根拠として例に出したのが、フィリピンの小学生の授業であった。
フィリピンでは、小学校の理科の授業は、すべて英語で行なっているそうだ。
その理由は、理科で使う英語の用語がフィリピンにはないからである。
それに対して、日本では理科を勉強する際に、英語を使うことなく、日本語でも対応できる。英語を使う必要もなく、理科を学べるのだ。
そして、それはかなり高度な専門書でも同様だという。
つまり、日本では英語を日本語にする、翻訳という技術がすばらしく発達したのだと。

なるほど、日本人は優れた「翻訳力」によって「会話力」を失ってしまったのか。
「サキソフォン」のことを、「金属製曲がり尺八」と訳してしまう国民だものね。



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