台風24号が九州に近付いている。
古典では野の草を吹いて分けるということで「野分(のわき)」という。
「源氏物語」や「枕草子」などにこの言葉が出てきているので、平安時代にはこの表現であったことがわかる。
台風の通り道である沖縄では「カジフキ(風ふき)」とか「テーフー(たいふう)」と呼んでいたという。
台風の名の由来については、ギリシャ神話に登場する恐ろしく巨大な怪物デュポン(typhoon)から命名されたとか、ペルシャ語で嵐を意味する(tufan)が台風となり、英語では(typhoon)となったなど、諸説があるそうだ。
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