先日、国語科のH先生が次ぎのように嘆いていた。
「生徒がウンともスンとも言わない。」
これは、反応がまったくない状態を表現する言葉であるのだが、さて「ウンともスンとも」の「ウン」と「スン」は、一体どのような意味があるのだろうか?
語源事典によると、「うん」は承諾の他に、鼻息や唸るときの擬音語として用いられる。
「すん」は「うん」と語呂を合わせたもので、同じく鼻から出す音と考えられ、他に「うんともすっとも」という表現もある。
つまり、「うんともすんとも」とは、息さえ発しない意味から、一言も言わない意味となったものと考えられる。
へぇーそうだったのか。
「すん」は語呂合わせか。
(写真は長野の善光寺山門)
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