写真は「ワインビストロ・ベルジェ」のフォークである。
前二回の食事の時には気づかなかったが、このフォークよく見ると、小さなセミがくっついている。
メードインフランスと彫ってあるので、フォークはフランス製なのだが、フランス人のエスプリというのか、なかなかの意匠である。
ちょいと、矛盾する言い方になるのかも知れないが、「目立たぬところに、しっかりした主張」をしているのだ。
英語でセミを「シカーラ」というらしい。
フランスでは北部のパリあたりではセミの姿は見られず、地中海沿岸地方に行くとはじめてセミの姿が見られるという。
フランス語では「cigale」というらしい。
調べてみると、このフォークは「Laguiole」というソムリエナイフをつくっている会社のキャラクターのようだ。
なんでもフランスでセミというのは、「幸福を呼ぶ」めでたい昆虫らしいですぞ。
蝉は英語で Cicada と綴るのがメインです。もちろん Cicala 又は Cicale とも綴ります。
返信削除