ここ数年の自然現象を見ていると、「この世の中、何でも起こりうる。」の感が強い。
巨大地震、集中豪雨、竜巻、夏の暑さに最高気温、そして次から次へと日本を襲う台風。
この自然現象は、まるで、「方丈記」に出てくる平安時代の末期だ。
台風26号の雨により、伊豆大島で大きな災害が発生した。
所謂「土石流」というやつだ。
死者、行方不明者が50人を超えている。
マスコミは、行政(避難勧告のあるなし)の責任を追及しているが、これはなかなか難しい判断だったのであろう。
ただ、ニュースの中で、間一髪難を逃れた地元の人の言葉が印象的であった。
「行政(町役場)とは関係なく、私は自分の判断で避難した。」
この地元の人の避難の判断材料となったのは、自分が経験した1958年の「狩野川台風」であると。
この時に伊豆大島には土石流が発生し、町に被害をもたらしている。
これからの世の中、自分の判断が極めて重要になるような気がする。
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