2013年7月28日日曜日

ゲームセンターの老人

最近の老人(私も老人だが)は、ゲームセンターによく出没するそうだ。
ゲームのテクニックも大したものである。
それだけ時間をかけて遊んでいるのだろう。
ヒマもオカネも十分にあるのだ。(何故私にはないのだろう。)
ただ、この現象には少子化と高齢化の見事なクロスが見られる。
ゲームセンターのほうでは、少子化により客が減ってきた。
そこに、ヒマとオカネのある老人という新しい客層が登場したのだ。
ゲームセンターがこれを逃すはずはない。
ゲームも老人向けを開発、老人なので体調不良を起こした時用のスタッフも待機、といったサービスもあるという。

幸か不幸か、私のまわりには、そのような環境がないので、まだゲームには嵌っていない。
もっとも、昔からゲームはそれ程好きという程ではなかったので、これからもゲームセンターに通うことは、たぶんないと思う。

かつて、若者たちがゲームセンターでゲームに興じる姿に、眉をしかめていた大人が、今度は自分自身でゲームに興じている。
実に奇妙な風景だ。

写真は、どういうわけか近所のパチンコ屋さん(おっと、パチンコ屋さんもひとつのゲームセンターかもしれないね。)にあったカバのイミテーションである。

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