日曜日に久し振りの花火を観た。
沼津の夏祭りである。
十年以上ご無沙汰だったのではないか。
昔観た花火とは随分趣きの違うものであった。
どうも最近の花火は、スターマインが主流であるらしい。
所謂、早打ち上げというやつは少なくなってしまったようだ。
派手さはないが、ひとつひとつ丁寧に打ち上げているような気がして、情緒があったのですがね。
かつて日本の花火は、一番上の写真のような形(欧米型の花火)はなかったそうである。
どちらかというと、二番目の写真のように、同心円上に開く形だった。
その理由は、日本では河川で打ち上げ、観客はあらゆる方向から鑑賞していたので、立体的に発光しなければならなかった。
これに対し、ヨーロッパなどでは、貴族の建物の裏から打ち上げ、観客は一定方向からしか観ることはなかったため、平面的な発光でもよかったとのことである。
話は変わるが最近のカメラは実によく撮れる。
いずれも5000円のコンパクトカメラで撮ったものであるが、
ちょっと前ならここまでは撮れなかったろう。
すごいね、技術の進歩は。
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