2013年6月16日日曜日

縦ノリ

ビル・エバンス(ジャズピアニスト)のアルバムに「トリオ64+8」というのがある。
このアルバムには、聊か興味があったので、そのカスタマーレヴューを読んでいると、そこには、このトリオのドラマー、ポール・モチアンを評して、縦ノリのドラマーという表現があった。
「へぇー、縦ノリねぇー。」
ジャズでは珍しいタイプということなのだろう。

縦ノリとは、現代ポピュラー音楽のノリで、垂直に体を動かしたくなるノリを表現した言葉である。
音楽を演奏したり、聴く時に、頭を縦に振る、また立っている時には、その場で縦に飛び跳ねるというもの。
そして、この縦ノリに対して、横ノリがある。
横ノリは、ジャズ、ソウル、R&Bなど黒人音楽の流れを受けたものだという。

今まで、あまり意識をしたことはなかったが、確かにロックは縦ノリ、ジャズは横ノリである。
逆の動きでも、特に問題はないと思うのだがね。(やはり変なのだろうか?)



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