2013年6月10日月曜日

あすなろラボ

「あすなろラボ」
というテレビ番組を観た。
タイトルは「林先生は落ちこぼれをヤル気にさせることができるのか?」
今流行の言葉「今でしょ」で、マスコミから引っ張りダコの予備校講師「林先生」が、勉強まったくヤル気なしの若者に、どのくらい向き合うことができるのか?を
試す番組であった。

結果は本人も言っていたのだが、林先生の「負け」であった。
最初に評論の入試問題を持ってきたが、これはまったく噛み合わず、林先生自身も途中で投げ出してしまった。
同じ国語の教師として、この気持ちはよく分かる。

ただ、ヤル気なしの若者たちの目が急に変わった瞬間があった。
それは、林先生が本音で語り始めた時である。
かつて自分が挫折したことを話し出した瞬間に、彼らには共感が生まれたのだと思う。



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