テーマが同じ四回目の展覧会ともなると、展覧会自体にどうしてもマンネリ感が出てしまう。
それは我々が意識してもしなくても出てしまうのであろう。
そこで考えた。
まず、中日(なかび)の二十一日に「フレッシュ・コンサート」と銘打って、この春N西を卒業して音楽大学に進したOGに演奏をお願いした。
効果は抜群、多くの観客の方が見え、会場に何かひとつピリッと締まった感じが生まれた。
演奏してくれたOGに感謝である。
我々自身もマンネリ化打破に、いくつかの努力はしてみた。
書のSさんは、かつて自身の個展で使用した大作を切り取り、その切り取った部分を利用した一発勝負の作品を作成した。
またロウケツ染めの技法を使った作品も展示した。
一方ワタシは、学校という教育現場をベースにしている展覧会としては、ぎりぎりのエロティシズムを出してみた。
さらに、これは一体何が言いたいのか、そんな「考え落ち」ともいうべき写真も作ってみた。
まあ、努力としては微々たるものであろうが、来年への展望もこれによって出てきたような気がする。
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