「炎天の稗を抜く」
だいたい「稗」なんてえものは、「ひえ・あわ」と、話に聞いたり本で読んだことはあっても、実感としてはまるで分からないものであった。
そこでワタシの最初にした作業は、「稗」が如何なるものかのネット検索である。
その後、何とか「稗」の姿を理解したが、「さて、ではこの植物はどこにあるのだろうか?」となった。
ずいぶん探したのだが簡単には見つけられず、ある時コスモスを撮りにいったついでに、コスモス畑を見渡してみた。
「おおー、ひょっとしたら稗?」
コスモス畑の片隅にそれらしきもの。
家に帰って、撮った写真とネットでの写真を見比べる。
百パーセントの自信はないが、たぶんこれであろうと思われるのが左の写真である。
現物はカラーだが敢えて白黒にしてみた。
書の方は、力強いタッチの筆である。
稲の傍では雑草となってしまう「稗」を意識的に力強く表現したそうだ。
「草木塔」昭和十年、山頭火53歳の作である。
「ずんぶり浸る展」も一週間が経過した。
本日の来場者。
N西の同僚であったTさん、いつもバックアップしてくれるSさん、F高時代の教え子Mちゃん、G南時代のS子さん、N東時代のSさん、毎年見にきてくれるN西の卒業生Tさん、Nさん、Noさん、中学の同級生Gさん、何だか今日はいっぱい見えたなあ。
みなさんご来場ありがとうございました。
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