2017年10月23日月曜日

「髪」

我らが記念館には屋上まで続く螺旋階段があり、その螺旋に沿って打ちっぱなしの壁がある。
「ここを使わない手はないよね。」
我々はこの壁に目をつけ、そこを第二のギャラリーとした。

初回の「ずんぶり浸る展」ではさすがに間に合わなかったが、二回めには風とか花などの「自然」をテーマに、三回目は喜怒哀楽などの「感情」をテーマにした。
テーマの条件は、漢字一字で表せるもの、そして何らかの関連性があるものである。

今回は、そのテーマを「人間の身体の一部」とした。

本日の作品は「髪」。
書は髪の「しなやかさ」を表現している。
ある意味自由自在だ。
美しくもあり、恐ろしくもあるのが人間の髪の毛である。

一方写真は「つややかさ」でいってみた。
「つややか」とは「艶やか」と書く。
「艶」とは、物体が光を受けた時に目に映じる、表面の滑らかさの印象だと言う。
さあ、この写真で「艶やかさ」は伝わっただろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿