「頬」
身体の一部をテーマとするこの企画であるが、「頬(ほお」となると「人間の顔」の一部分となるので、写真での表現がなかなか難しい。
「頬」だけ撮った写真なんていうのは、極めてツマラナイのだ。
一晩悩んだ結果、「おおー、そう言えば以前、富士宮のお寺で撮った石仏に、頬に特徴のあるやつがあったぞ。」ということを思い出した。
「これじゃ、これじゃ」と壁に貼ってみると、書との組み合わせもなかなか良かったのである。
書はやや薄い墨で表現している。
顔のパーツで比較的地味なのが「頬」だ。
目、鼻、口などと違って、決して前に出たがらない。
如何にも控えめなのである。
これが「頬」なんですな。
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