2017年8月13日日曜日

暇の礼賛

午前中は曇り空。
午後から夕方ににかけては、かなり激しい雨。
こんな雨降りになるとは思っていなかったんだがなあ。

加藤典洋という文芸評論家が、小冊子「図書」の中で、「日本という国はオソロシイ」と書いていた。

車で道を走っていると、時々旗を振っている人がいる。
クマさんのぬいぐるみを着て振っている人もいる。
手の空いている店員を「休ませる」と、ソンをすると考える店主がいるのだろうか。
管理職の名目で店員以上に働かされているブラック企業の店長が、さらに少しでも自分の成績をあげようとして考え出したのか。
店員が少し暇になって休む。
それを「働く時間の空白」、ムダと感じる感性がないと、こういうことはおこらないだろう。

まったく、同感である。
「何もしないことの素晴らしさ」、「暇の礼賛」とでも言ったら良いのだろうか。
これが認められない限り、「旗振り店員」は増え続けるのでしょうね。


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