映画のコマーシャルには次のようにある。
クリント・イーストウッドとトム・ハンクス。それぞれ二度のアカデミー賞に輝く名監督と名優がタッグを組み、乗員乗客155人全員が奇跡の生還を果たした航空機事故を映画化。決死の判断と覚悟で見事なハドソン川着水を果たしながらも、浮かび上がる数々の疑惑。英雄としての評価から一転、機長は行動の責任を厳しく追及されることになる……。機長の究極の決断は本当に正しかったのか?
一言でいうと、後味スッキリの映画である。
イーストウッドがこんな映画を撮るんだ、という気がしないでもないが、「アメリカの良心(昨今のアメリカはこの良心てえやつが、どうも混沌としているようだが)」といったものを感じさせる映画でもあった。
勿論これはひとつの飛行機事故を扱ったものであるのだから、表面には出てこない問題点もあるのだろうが、最初に書いたように、何はともあれ後味スッキリの映画である。
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