ワタシの知っている「安曇」は、「安曇野」の「あづみ」である。
「安曇(あづみ)」は「あ・すむ」で、「あ」とは「吾」、「すむ」は「住む」である。すなわち、海で生活する人びとが「住む」土地を意味するのだそうだ。
さて、海洋民族となると信州という山国に「ナシテ?」ということになる。
非常に不思議に思ったが、海洋民族は、かつて糸魚川から安曇野まで入って、さらに諏訪湖までたどり着いたという。
諏訪の有名な御柱祭は、山から大きな木を伐り出してきて、それを神社の境内に立てる祭りだが、もともとは、目的地に到着して、必要がなくなった船の竜骨(船の中心の背骨の柱)か、もしくは帆柱にするような大木を立てたということである。
へー、諏訪湖に海洋民族かあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿