イスラエル映画の「オオカミは嘘をつく」を観た。
観るキッカケとなったのは、「イスラエル映画」ということと、「タランティーノ絶賛」の文句だった。
この映画、一言で言うと「妙ちくりん」な映画である。
何が「妙ちくりん」かというと、ストーリーは拷問場面を中心とした残酷映画なのだが、その残酷さが不思議にからっとしていて、ユーモアさえ感じられ、また残酷映画特有の後味の悪さがほとんどないのである。
この独特な感じは一体どこからくるのか?
それはおそらく「イスラエル」という特殊な環境を持つ国にあるのではなかろうか。
映画の中には馬に乗った変なアラブ人が登場する。
イスラエル人にとっては天敵のアラブ人である。
このアラブ人は、映画の中のイスラエル人と絡むのであるが、ここでのアラブ人の台詞がふるっている。
「アラブ人は全員殺人犯だと思っているのか?」
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