2015年9月13日日曜日

「春の雪ふる女はまことにうつくしい」

「春の雪ふる女はまことにうつくしい」

山頭火が兵庫県の宝塚に観劇に行ったときに詠んだ句だという。
雪道を歩いていて、ふと顔を上げると美しい女が見えた。
僧形の山頭火であるが、色欲を払拭することができなかったのであろう。
思わずその女の顔をじっと見てしまった。

いかにも山頭火らしい。

写真は昨年の十二月に結婚式を挙げた姪の、ウエディングヴェールである。
「ヴェールにつつまれた」とはよく言ったもので、これを被るだけで、つつまれたものは謎めいてくる。
ほんとうに不思議だ。


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