2014年6月27日金曜日

災害救助犬「じゃがいも」

NHKの特集番組において、災害救助犬を目指す「じゃがいも」という犬のことをを取り上げていた。

岐阜のNPO団体、日本動物介護センターはボランティア活動として、東日本大震災以来、被災地で飼うことが出来なくなった飼い犬を預かり飼育している。

その引き取られた子犬の中に、福島県飯舘村からやってきた「じゃがいも」という雑種の子犬がいた。
災害救助犬の訓練士のセンター理事長は、この「じゃがいも」を救助犬に育てることを決意、英才教育を始めた。
指示通りに行動する訓練や、不安定な瓦礫に埋もれた人を臭いで探し出す訓練。
しかし、そこには大きな問題があった。
雑種の犬は性格的に警戒心が強い。
この警戒心の強さが、時に「臆病さ」となって訓練の大きな壁となってしまうのだと。

この「臆病さ」がネックとなってしまい、「じゃがいも」は救助犬の認定試験を三回受けて三回落ちている。
今回は四回目の試験となったが、もう一歩のところで不合格。
残念ではあるが、半年後には五回目の挑戦。

なんというファイティングスピリット、雑種であるハンディーを抱えながら、さらに挑戦。
がんばれ、「じゃがいも」である。

N西の受験生諸君、君達も負けずにファイトするのだぞよ。



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