2014年3月8日土曜日

関西風お好み焼き





昨日に続いて「お好み焼き」である。
お好み焼きの起源は安土桃山時代まで遡るという。

この時代に千利休が作らせていた「麩の焼き(ふのやき)注①」、これを起源として、江戸時代から明治にかけ、味噌の代わりに餡を巻いて作る「「助惣焼き(すけそうやき)」が生まれる。
さらに明治時代には「もんじゃ焼き」「どんどん焼き」が生まれた。

1923年(大正12年)の関東大震災の際には主食的地位を占め、大正から昭和にかけてウスターソースを使用する「もんじゃ焼き」や「一銭洋食」が食料不足を補う方法として、もてはやされるようになった。

さて、昨日は広島風の「お好み焼き」であったが、関西では「混ぜ焼き」を特徴としており、「関西風お好み焼き」とも言われている。(広島は「乗せ焼き」が特徴)
どっちも美味しいのですぞ。

写真は「混ぜ焼き」の「関西風お好み焼き」である。




注① 
麩の焼き(ふのやき)は、小麦粉を主体とした和菓子である。小麦粉を水で溶いて薄く焼き、芥子の実などを入れ、山椒味噌や砂糖を塗った生地を巻物状に巻いて成形する。麩焼き(ふやき)とも呼ぶ。


















0 件のコメント:

コメントを投稿