国語科の送別会で「しゃぶしゃぶ」を食す。
料理とすれば、きわめて簡単な料理のように思う。
鍋に入った沸騰した湯に、薄く切った肉を浸して、その肉をあげたら、ポン酢だとかゴマだれをつけて食べるというもの。
「しゃぶしゃぶ」の名称は、1952年に大阪の「スエヒロ」が自店の料理として出す時に命名したもので、これが始まりとされているのだそうだ。
なんでも「スエヒロ」の社長が、女性従業員のオシボリを盥で洗っているのを見て(多分、しゃぶしゃぶと音をたてて洗っていたのだろうね)、鍋の中で肉を揺らす動作に重ねた、ということである。
ただし、「スエヒロ」が商標登録したのは、「しゃぶしゃぶ」ではなく、「肉のしゃぶしゃぶ」らしい。
また「しゃぶしゃぶ」の鍋には、中央に煙突状の円筒があるが、これは鍋を加熱したときに必要となった排気経路ということである。
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