報道ステーションというニュース番組に、かつて「フォークの神様」といわれた「岡林信康」が出演していた。
彼の話は、なかなか考えさせられるところがあった。
なかでも印象深い話は、彼の「友よ」にまつわるエピソードである。
東京では左翼の学生が、この歌を自分たちのテーマソングのように歌っていた。
一方、北海道の自衛隊の隊員も「友よ」を自分たちの仲間で歌う歌にしていたというくだりである。
人間のイデオロギーなんてえものは、根底のところでは大差はないのだろう。
さらに岡林は言う。
政治に幻想を抱くな。
そのようにしてしまったのは、自分自身なのだと。
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