「クッキー」の次は「エレキ」であった。
AKB48の新曲である。
まあ、よく考えるものだ。
「ハート・エレキ」というタイトルは何だか斬新である。
一方、曲自体は完全に1960年代の回顧(ああいう事もあった、こういう事もあったと、いろいろ昔を思い出すこと)調であって、グループサウンズ全盛時代のコード進行をそのまま使っている態だ。
おそらくこの「ハート・エレキ」をつくるきっかけになったのは、ヒットドラマとなった「あまちゃん」の挿入歌で、小泉今日子の唄っている「潮騒のメモリー」のヒットであろう。
歌詞はメチャクチャだが、曲は小泉今日子がアイドルであった頃の曲調そのままである。
これも言ってみれば1980年代の回顧調なのだ。
昔ヒットしたものを研究し、もう一回利用してみる。
これこそヒットメーカーの極意なのだろう。
今日、試しに1960年代のグループサウンズの曲をユーチューブで聴いてみた。
ゴールデンカップス、テンプターズ、ジャガーズ、さらにブルーコメッツ。
これらのグループのヒット曲を寄せ集めると、曲調はまさに「ハート・エレキ」。
グループサウンズが何たるか、よく理解できない方は、ユーチューブで是非聴いてみてくださいな。
(写真は何だかよく分からない実?がぶら下がっているなんだか分からない木。)
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