2012年12月6日木曜日

歌舞伎役者「勘三郎」のこと

中村勘三郎という歌舞伎役者がなくなった。
享年57歳。
私よりも年下である。
歌舞伎をよく観るわけでもなかったが、彼の芸というのは、ほんとうに恐るべきものがあった。
本職の歌舞伎は勿論なのだろうが、私はあの話しっぷりに何時も驚いていた。
あれは話芸である。
無駄な言葉を使わない、とでも言うのだろうか。
何かのトーク番組で観たのだが、それは見事なものであった。
人の前で話すことを生業(なりわい)としているからには、学ぶものが沢山あったような気がする。

(写真は、京都嵐山「直指庵」前の柿の木。)

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