昨日借りてきたCDの中に、BEAT TAKESHIの「Intoroduces Jazz」というのがあって、まずこの話をしようと思う。
最初にこのアルバムが出た時には、あまり興味もなく、それとなくやり過ごしていたのだが、今日これを聴いてみて、(このアルバムは言ってみれば、ビートたけしが好きなジャズの集合体である。)ビートたけしに強い親近感を覚えた。
彼は明治大学の工学部(今は理工学部)に在籍していたのだそうだが、その通学の乗り換えで新宿に立ち寄り、新宿のジャズ喫茶でアルバイトをするようになったとのこと。
これが、たけしとジャズとの出会いである。
さて、私が親近感を覚えた大きな原因は、アルバムの一番最初に持ってきた演奏が、ジョン・コルトレーンの「マイ・フェイヴァリット・シングス」だったからだ。 (コルトレーンという人は、ジャズを聴いている人なら誰でも知っているサックスを吹くオジサンで、天才でありながら努力家というチョー真面目で、凄い人なのです。私も彼の演奏を聴く時には斎戒沐浴を必ず心掛けています。ナンチャッテネ。)
ビートたけしとコルトレーンは一見そぐわないような気もするが、ビートたけしという人間は、きっと見た目とは異なって、極めて真面目な人間なのだろう。
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