2012年3月18日日曜日

柿の種のこと

「柿の種」という、乾きもの(酒のつまみ)がある。ただし、「柿の種」といっても実際には「柿の種」は「柿の種+ピーナツ」のいわゆる「柿ピー」を指すことが多いような気がする。実際亀田製菓の「柿の種」という商品は「柿の種+ピーナツ」である。この「柿ピー」だが、「柿の種=種型をしたせんべい」と「ピーナツ」をミックスしたものである。(「柿ピー」の会社で一番メジャーなのが亀田製菓らしいよ。)その亀田製菓の「柿ピー」の説明がなかなかおもしろい。元々、別々の「つまみ」として販売していたそうだが、それを一緒にしてみると、これが爆発的に売れたそうだ。また、「柿の種」と「ピーナツ」の比率であるが、最初7対3(ピーナツが3)にしたところ、「もっとピーナツを増やせ。」との声。会社側はそこで、5対5にしてみた。すると、今度は「ピーナツが多すぎる。」の声。(お客なんていうのは本当に勝手だ。)そこで次に、6体4(ピーナツ4)にすると、一番評判が良かったということである。現在はこの6体4の黄金比率を守っているようだ。やれやれ、所詮人間の好みなんてアテにならないかも知れないね。

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