「就中」という語の読みを試験にだしたのだが、その意味は「中に就く」こと、「直前に述べた事柄について、顕著なものを一つ例示する」ことである。それでは、「中」とは何か?「就く」とは何か?と考えてみる。「中」とは「ものの内側」である。それが「直前に述べたこと」か?また「就く」とは「ある方向に進む」ことである。それが「例示する」ことか?何だか難解である。結論を言えば「就中」という漢語に「とりわけ」の意味があるということだけなのだが。
物事というのは、あまり追求して行くとかえって意味不明になってしまうようだ。人間もそれと同様に、あまり追求すると、何だかわけがわからなくなってしまうようである。
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