2016年2月9日火曜日

友だち地獄

本日の二次試験過去問題。
土井隆義「友だち地獄ー空気を読む世代のサバイバル」
なかなか面白い文章であった。

「現代のいじめの加害と被害の関係が固定化されたものではなく、時と場合に応じて両者が容易に入れ替わる流動的なものだということも徐徐に分かってきた。・・・・・いじめがきわめて流動的な現象であり、その理由に客観的な根拠を見出すことが難しいのは、それが加害者や被害者の内面に固有のものとして存在するわけではないからである。あくまでも人間関係の重さを軽くするためのテクニックとして生まれたものだからである。」

つまり、現代のいじめというのは、どこにでも、誰にでも起こりうる現象だというのだ。

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