国公立大学の二次試験対応の指導が始まったのであるが、生徒と一緒に問題を解いていると、「おおー、これはなかなか面白い問題じゃ。」という問題が出てくる。
例えば、「娘らしい享楽」の「らしい」を文法的に説明する問題。
「らしい」には「いかにも~の様子である」の意を添える接尾語と、根拠に基づく推量、婉曲的判断、ふさわしい様子の形容などで使われる推量の助動詞がある。
ここの「娘らしい」の「らしい」は、当然、接尾語であるのだが、「来るらしい」の「らしい」と区別するのは、普段、口語文法など練習していない受験生には難しいだろう。
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