NHKスペシャル、「司馬遼太郎 思索紀行 この国のかたち 日本人とは何か」を見た。
日本人とは何か?
結論からいうと、「好奇心と柔軟性」である。
確かにその通り。
番組では、幕末期に外国人に頼らず「大砲をつくるための反射炉」を造ってしまったこと。番組ではこれを「好奇心」と結び付けている。
そして、六世紀に当時の大宗教である「仏教」が日本に輸入された時、それまでの日本古来の神と反目しないように、「神仏習合」という技を作り上げたこと。これが柔軟性だ。
「YESかNOの世界」から考えれば、これは信じられないことだろう。
さて、今の世の中、日本人の特質を無視してあまりにも「グローバル、グローバル」と大きな声を出しすぎてはいないか。
何でもYESかNOで片付けようとしていないか。
日本人には日本人のやり方があるんじゃ。
0 件のコメント:
コメントを投稿