2015年3月9日月曜日

ヤマトとガンダム

夕刊の特集紙面に「宇宙戦艦ヤマト」と、「機動戦士ガンダム」の比較がなされていた。この二つのアニメは私にとってはリアルタイムのものではなく、あまり理解はしていないのであるが、今回の特集では、興味深い比較をしていた。

ヤマトは「敗北寸前の日本が一発逆転する」という夢を描いたが、ガンダムは太平洋戦争の経過をそのままなぞり、「戦争の勝敗は正義や愛ではなく、物量の差で決まる」という冷たい現実を描いた。






さらに特集ではいう。

一作目のヤマトは「加害者としての日本と被害者としての日本が戦う」という図式で、戦争を巡る日本人の葛藤を表現した。一方、ガンダムは、そうした内面の悩みをあえて突き放し、人々の目を、戦争の過酷な現実へと向けさせようとしたのではないか。

うーん、なかなか奥が深いぞ。















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