2015年3月14日土曜日

鉄道のニュース

昨日から今日にかけて、鉄道のニュースが続く。

ひとつは「トワイライトエクスプレス」のラストラン。
25年間走りつづけてきた、大坂から札幌。
なんでも廃止となる最後の運転列車を撮りにいく鉄道ファンのことを、「葬式鉄」というそうである。
大阪駅や札幌までの途中駅に、人があふれている映像が多くのニュースでながされていた。

もうひとつは、北陸新幹線の長野ー金沢間が開通したこと。
東京と金沢は、二時間半で結ばれることになったそうだ。

いつも思うのだが、東京中心で動いていることが、世の中多すぎはしないか。
今回の新幹線も、確かに東京と金沢は短時間で結ばれるようになったのだろうが、
どうも地元の人たちにとっては、良いことばかりではないようだ。
つまり、新幹線が開通することによって、それまで並行して走っていた在来線をJRから切り離して、第三セクター化することになるらしい。
収益の望めない赤字路線を地元自治体に押し付けるということなのだろう。
営利至上の団体の常套手段である。

うーん、ひとつくらい採算度外視の鉄道があってもよかろうに。

0 件のコメント:

コメントを投稿