リー・モーガンというハード・バップのジャズトランペッターがいた。
1956年、18歳でディジー・ガレスビー楽団に在籍、その年にはブルーノートレーベルからデビューアルバムを作っている。(18歳ですぞ。)
右のアルバムジャケットは、その翌年にレコーディングされた「Lee Morgan Vol.3」である。
さて、このアルバムの中に収録されているのが、不滅の名演奏「アイ・リメンバー・クリフォード」だ。
クリフォードとは若くして(26歳)事故死してしまった天才トランペッター、クリフォード・ブラウンのことである。この演奏は天才トランペッター(リー・モーガン)がかつての天才トランペッター(クリフォード・ブラウン)を偲んで演奏しているということになる。
何はともあれ、何度聴いても素晴らしい演奏にマイってしまう。
ところで、若くして注目されたリー・モーガンであったが、残念なことに1972年、34歳の時、愛人であった女性から拳銃で撃たれ、亡くなってしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿