御殿場のかつての名が「みくりや」である。
「みくりや」とは「御厨」と書き、神饌(神に供える酒食)を調達する場所のことだと言う。
つまり「台所」を意味する「厨(くりや)」に「神の」という意味の「御(み)」をつけたスタイルである。
現代では、この名を持つ地名は少なくなったようだが、かつては御殿場以外にも「御厨」の名は結構あったようだ。
御殿場も「市」となる前は、静岡県駿東郡御厨町であったのだ。
さて写真は、その「みくりや」を冠した「みくりやそば」のコマーシャル幟型看板である。
「みくりやそば」の特徴は、蕎麦のつなぎに山芋や自然薯を、出し汁には鶏肉を使用していること。
具材として、「鶏肉」「しいたけ」「にんじん」を入れるということなのだそうだ。
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