今日は立冬ということである。
「立冬」とは、冬の始まりのこと。
「立」には、新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目であるという。
立冬十一月七日頃
小雪(しょうせつ)十一月二十二日頃
大雪(だいせつ)十二月七日頃
冬至十二月二十二日頃
これらを経て、今年も暮れて行くのである。
また、この時期にかけて吹くやや冷たい風が「木枯らし」だ。
気象的には、十月半ばから十一月末にかけて、西高東低の冬型の気圧配置の時、最大風速八メートル以上の西北西から北向きの風のこと。
「凩」とも書き、この文字には風が吹くたびに葉が落ちるため、木を枯らしてしまうという意味があるそうだ。
海に出て木枯らし帰るところなし 山口誓子
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