にっぽん紀行「男たちの居場所・秋田 井川町」というNHKのドキュメンタリー番組を観た。
秋田県の井川町に今年の一月、プラモデルやミニ四駆が楽しめる店が出来たところ、中高年から小学生まで、様々な人たちにとって「かけがえのない」場所になった。
田園風景が広がるこの場所に、仕事が終わって、妻に内緒でプラモデルを作るためにやって来る男性。
定年後、第二の人生で生きがいを見つけられずにいた男性。都会に出てプロの模型製作者になる夢を持つ男性。
そして、とにかく面白いと放課後やってくる中学生。
中学生は、米を作る兼業農家の息子であり、農業も好きであるのだが、今後の米作農業に不安うを抱いている。
三年生になった今、進路を決定せねばならない彼が、「農業」とはっきり言えないところに、日本の農業の問題があるのだ。
ここにやって来る人たちは、それぞれがそれぞれの悩みを抱えている。
しかし、ここに来ることにより、明日がんばろうという気になれるのだそうだ。
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