昨日は「ほうとう」という「うどん」のことを書いたのだが、この「うどん」、誕生には諸説があって、なかなかはっきりしないようだ。
ひとつの説として、1241年、中国から帰国した円爾(聖一国師)は製粉の技術を持ち帰り、「饂飩・蕎麦・饅頭」などの粉物文化を広めたのだという。
さらに、その中の「うどん」は、手軽な庶民食、米食の代用食として、また祝い事に際して振る舞われる「ハレ」の食物として古くから日本全国で食べられてきた。
そして、その調理法や具材は、それぞれの地域によって異なり、極めてバラエティーにとんだ発達をしているのである。
山梨には「ほうとう」、つまり味噌味の「うどん」があるかと思えば、同じ山梨の富士吉田では「吉田うどん」といって醤油味の「うどん」もある。
今の我々は、いろいろなタイプの「うどん」が食べることができて、幸せだよね。
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