2013年8月5日月曜日

日本のインフラ

日本のインフラがどうも危ないらしい。
橋は落ちるし、トンネルは崩れる。
どの橋でもトンネルでも30年、40年経てば痛んでくるのは当たり前。
しかしながら、その補修事業のシステムにどうも欠陥があるようである。
つまり、補修というのは新規でインフラをつくる時よりもお金がかかるのだと。
例えば、国の基準で(この基準というのが、諸悪の根源のような気がする。)50万円の補修をしようとすると、実際には200万円以上の費用がかかるのだという。
これでは、工事を請け負った業者は赤字になってしまうし、そんなことを自ら進んで行う業者など、絶対にないだろう。

日本のインフラを守るには、まず我々の頭の切り替えが必要なのだ。

何か一つ電化製品を買う時に、我々は古い製品の修理代よりも新しい製品の価格が安かったら、おそらく新しいものを買ってしまうだろう。
インフラはそういうわけにはいかないのだ。
日本のインフラの大きな問題は、そこにあるのである。

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