昨日に続いて今日も「齋藤清美術館」である。
美術館からの景色は、何度も載せるが、実に魅力的 なのである。
大きくとられたガラス面は、それ自体が大きなキャンバスとなって、外の風景を見せる。
よく計算された造りだ。
齋藤清という作家は、元来絵画からスタートした(職業は看板や)のだが、安井曾太郎の木版に刺激され、独学で木版画の技法を確立したという。
浮世絵版画の技法や西洋の作家の近代的造形を取り入れ、日本的感情を表現している。
彼の作品(下の「ミルク」)を最初に評価し、世界に羽ばたくきっかけになったのが、外国人のマダムであったというのも、なかなか面白いエピソードであった。
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