オストリッチコンプレックス
今朝、テレビをみていると、「オストリッチコンプレックス」という言葉が出てきた。
オストリッチとは駝鳥(だちょう)のことである。アメリカの心理学者エリオット・ワイナーが、ダチョウのような依存的かつ逃避的な問題回避行動を取るダチョウ的な人間の持つコンプレックス(感情複合体)のことを「オストリッチコンプレックス」と呼んだそうだ。
ダチョウには、危機や困難が自分に差し迫ってくると、頭を地面や砂地の砂に突っ込んで危機をやり過ごそうとする本能的な習性がある。頭だけを砂に突っ込んで外敵から隠れたつもりでも、実際には巨大な 身体(尻)は隠れていないという意味だ。「頭隠して尻隠さず。」である。
このダチョウの危機回避行動(問題解決行動)は「その場凌ぎ」で無意味なものである。
真実に正面から向き合おうとせず、「その場凌ぎ」だけしか考えていないのは、現在のどこかの国に似てないだろうか。
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